ねことわたしと

猫との暮らしあれこれ。

手作り食、はじめませんか?

先日、トルコ人の友だちから猫の病気の相談を受けました。

 

喘息のような咳をして、獣医さんからは薬を使うしかない、と言われたそうで、ホメオパシーの治療を試してみたいとのこと。
もちろん良いけれど、その前にまず猫たちの食生活を見直そう、ということで生肉を試してみるよう、アドバイスしました。

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     本日の朝ご飯
      鶏むね肉、かぼちゃ、パセリ、チアシード、卵殻とすりゴマ、スクランブルエッグ
      トッピングはビール酵母とドライ納豆をすったもの。
      卵黄は好きだけれど、スクランブルエッグはイマイチ。美味しそうなのになー

 

初めて生肉をあげようとする人は、ここトルコでも日本と同様に、「生で大丈夫なの?」と衛生面や寄生虫の問題を気にします。
トルコのお肉やさんに行くと、確かにその問題が頭をかすめますが、うちでは買って来たお肉やお魚は一度さっと水洗いし、ペーパータオルで水気をとって、お肉は一度冷凍します。
冷凍することで衛生面や寄生虫の問題はほぼクリアしますし、何より猫は人間よりもずーっと強い胃酸を持っているので、健康な子は大丈夫!
うちは猫に生肉を与えるようになって10年以上になりますが、ご飯の材料が原因で猫たちが体調を崩したことは一度もありません。

 

魚については新鮮なので、さっと水洗いするだけで冷凍しません。

 

最初はひとかけらの生肉から。
食べるないようなら、茹でたり、軽く炙ったり。
猫は匂いに弱いので、ちょっと熱を通して香りを出して食欲を刺激するのも一つの方法。

 

手作り食では栄養が偏るのでは?と思うかもしれませんが、ポイントさえ押さえれば大丈夫です。
ちなみに私の手作り食の大先生は、野生動物。
マニアックな話しなので今回は割愛しますが、どこから食べ始めるのかを注意深く見ていると、なるほどな〜って思いますよ。

 

私は、猫にご飯を作っているとき、『わたしと同じものを食べている』っていうシェア感がなんともいえず好きです。
とはいえ、現在野菜中心の食事な私は、必要なときに猫からお肉などを猫からシェアしてもらっている立場ですが、、、(笑)

 

猫は小さなライオンでありトラであること。
それをお忘れなく。

 

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しあわせな時間

何もない、平和な毎日が戻って来た。

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       うちに朝夕来るカモメと交流するつーちゃん


たっぷりと朝陽を浴び、
わっしわっしとご飯を食べ、
私が仕事をしていると膝に乗って来て、
時には休憩をうながすかのようにPCの前に陣取る。

 

身も心も自由に、
だら〜〜んとリラックス。
おい、君たちには警戒心というものがないのか?
というくらい、緊張感も警戒心もゼロ!
安心しきって昼寝をむさぼる。

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      あら珍しい。こんなにくっついて眠るなんて。

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      と思ったら、やっぱりね。
      ちゃー坊、目を開けたら目の前にいたつーにいきなり猫パンチ。


みんなが若くて健康なときは、
何もない毎日が当たり前すぎて、
時には退屈に感じることもあったけれど、
不安定な時間が終わって平和に毎日を過ごせるようになった今、
それはとても尊いことでありがたいこと、だと実感している。

 

ちゃー坊の具合がよくなったことで、
家の中に蔓延していた、ピリピリとした緊張感がどこかへと消えた。
家の中の空気が穏やかなことはとても大切なことだ。

 

私の心にも余裕が出来て、
何でもポジティブに考えることのできる本来の私に戻って来ている。

 

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          ちゃー坊と満月。

 

今宵は満月。
一緒に月光浴しようね🌕(←満月のアイコンが卵の黄身にしかみえないw)

 

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ひとまず。

今日は1ヶ月ぶりに獣医さんへ。

 

事前に担当の先生の出勤時間を確認してからお出かけ。
というのも、ちゃー坊がお世話になっている獣医さんは24時間体制で、先生のいる時間帯がその日によって違うのです。
確認せずに行って、「今日は夜勤です!」、「今日はお休みです!」なんてことも過去に何度もあったので、事前確認はマスト。

 

この日は血液検査も受けたかったので、先生が来ると言われた時間より少し前に行き、採血して結果を待っているところへ担当の先生が到着。
ほっ。(実は時間通りに来ないこともままある、、、)
ちょうど血液検査の結果も出て異常なしとのこと。
またふっくらしたちゃー坊を触って、「おおー、太ったねぇ」と先生、とっても嬉しそう。

 

口腔内の状態は、小さな炎症が未だあるも、今まで見た中で一番良い状態とのこと。
白血球の数値がまだ高いこと、口の中に炎症があることから、『完治』とは言われませんでしたが、これも食べられるようになった今、食べることで体力がどんどん回復して行くだろうと、先生。

 

3ヶ月後、冬にまた、ということで、ひとまず治療は終了しました!
うわーい❤️

 

この日、血液検査を受けるため絶食させていたので、家に帰りまずはご飯、ご飯。
前日に買っておいた鰹に、チアシード、白木耳、ビタミン、オリーブオイルを混ぜたものを、どうぞっ!
あ、トッピングに乾燥納豆を砕いたものを少々。

 

もちろん完食です。

 

前日の夕方、久しぶりに魚屋さんに行ったのですが、犠牲祭も終わり、夏の間閉まっていた魚屋さんも再びオープンしていて、商店街には活気が戻ってきました。
魚も黒海の漁が解禁になったこともあって、脂の乗った新鮮な鯖や鰹が沢山並んでいます。
もう少し気温が低くなると、美味しいハムシ(アンチョビ)が店先に並びます。

あー、ハムシ食べたい!
運が良ければ、ダーダネルス海峡あたりで揚がったマグロにであえるかも。

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      昨日魚屋さんで買った鰹と鯖。
      鰹は1尾13リラ(約420円)、鯖は1キロ(6尾くらい)で25リラ(800円くらい)
      昨日と今朝は生で、今日の夜は火を通してあげました。

 

魚が豊富になるこれからは、猫たちの食材のバラエティも増え、ご飯づくりがますます楽しくなります。

 

そうそう、ちゃー坊の体重、びっくりするくらい増えていました。
なんと、3.9キロ!
採血の前に量ってもらったのですが、獣医さんも「おおおおーーーっ!」とビックリ。
食べなくなってからは怖くて体重が量れませんでしたが、一番痩せたときはもしかしたら3キロギリギリくらいまで落ちたかもしれません。
病院で7月終わりに測ったときは3.4キロだったので、それからは0.5キロ増。


今でもちゃー坊の食欲は衰え知らず。
これまで思うように食べられなかった欲求を満たすかのように、好き嫌いなく何でもよく食べてくれています。

 

そして季節は食欲の秋。
寒い冬に備えて、太り過ぎに注意して、しっかりした身体づくりを心がけたいと思います。

 

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完食の毎日

ある日のご飯。

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お肉:七面鳥
副菜:厚岸草、白木耳(パウダー)、卵黄
その他:オリーブオイル、卵殻と黒ごまを摺ったもの、チアシード
ななめ右の白っぽい固まりはギー

 

しばらくは色々入れると食べなかったんですが、最近は色々入れても大丈夫。
でもときどき、「あ?何か入れたでしょ?」って顔するときは、大好きなドライ納豆をパラパラしてあげると「ふふん♪」的な感じで食べてくれます。

 

アシード、便秘対策に入れているんですが、そのお陰か、排便の量もペースもいい感じです。
ちゃー坊のように尻尾が短い子は、腰椎が足りなかったり、奇形があったりという子が多いらしく、そういう子は腎臓や便秘の問題が起きやすいようです。
それに14歳っていう年齢もそういうお年頃です。

 

グルーミングも盛んにしていますよー
元気になって我に返ったら、「あ、ボク、結構きったない、、、!」って気がついたのか、せっせせっせとグルーミングしてます。
またフエルト状になったところは一生懸命口で引き抜いている模様。
結構ハサミで切ったりして取り除いていたんですが、それでもありますねー。
一昨日くらいかな、ベッドの上に盛大に毛玉を吐いてくれましたよ(笑)

 

歯がなくなった分、痒いときに歯でカチカチできなくなってしまったし、グルーミングもご飯を食べるのも今までより時間がかかってしまいますが、食事に関してはゆっくり時間をかけて食べる分、吐かなくなりました。
ちゃー坊、いつもがっついていたんで、だだーーーっ!と食べてはリバース、、、なんてことはしょっちゅう。
つーもちゃー坊に一目置いているので、ご飯の横取りは『堂々』とはしません(笑)

 

思いっきりあくびをして、
食べたいものが食べられて、
好きなところでのびのびと寝ている姿をみていると、
ホント、よくがんばったねぇーと、嬉しくって一日に何度もちょっかい出しては、「おかあさん、しつこいよっ!」って顔されてます。

 

ほんと、よかった、よかった。

 

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再生したかな

カシュでのお休み効果か。

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ちゃー坊の状態が安定してきました。

 

今までも何度か「もう大丈夫なのかも」って感じさせられたことはあったのですが、何だかね、今ひとつ、、、な感じだったんです。
食欲はあるんだけど、いつものちゃー坊じゃないっていうか。
魂、みたいなものを感じられなかったんですよね。

 

でも今回は今までとちょっと違うんです。

 

実は、前回弱音を吐いたとき、ホメオパシーのセッションがあったのですが、そのときいっぱいいっぱいで涙涙の私&だるそうにしているちゃー坊を、先生はパソコンのモニター越しにしばらくじーっと見つめて、こう言いました。

 

ちゃー坊、ハッピーじゃなさそうだね、、、
もし今回使うレメディでちゃー坊がハッピーにならないようなら、痛み止めを使うことにしよう。もちろん痛み止めは治癒の妨げになるから使いたくはない。けれど何より、レメディの力を借りても浮上できず、ちゃー坊に苦しい思いをさせているのであれば、その選択も致し方ない。病気を治すのはホメオパシーでも私(先生)でもない。それを実現できるのはちゃー坊だけ。主役のちゃー坊をまずはハッピーにしないと、治療も難しい。

 

その日から3日間、という時間を決めてレメディの投与を開始したところ、翌日から躊躇いならも食べるようになり、その日から10日余りたった今ではほとんど躊躇することなくご飯を食べています。
今朝なんて、元気なときのように、トライプや乾燥木耳を混ぜた七面鳥も完食。卵黄もきれいに食べてくれました。
便秘に良さそうなチアシードも大丈夫そうなので、これから色々な食材を様子をみながら少しずつ追加していこうと思っています。


そして更に驚いたことに、食後に顔を洗ったり、昨晩は毛繕いもしていたんですよー
口の中の違和感はまだ少しあるようで、時々口を引っ掻いたりしていますが、そんなときに汚れた前脚も、自分できれいにしています。

 

もうなんというか、今までは当たり前のように目にしていたことの一つ一つがとっても愛おしくって、そういうちゃー坊の姿を見て、じーんと涙ぐんじゃいました。
涙腺、弱くって、困りますなー、ホント。

 

このことをちゃー坊のことを心配してくれている友だちの一人に話したら、「再生したかな」と、友だち。
まさにその通り。
2017年8月28日は、ちゃー坊の再生記念日です💖

 

手術をしてくれた獣医さんに口の中の状態を診てもらわないことには判断はつきませんが、ちらっと口元を見てみたところ、今までのような赤さがないし、大きなあくびも普通にしてる。それもあって、このままこの病気が成仏する可能性は大きいと、今回は感じています。


ただ難治性口内炎は免疫力が低下すると出てくる可能性もあります。
それを予防する一番の方法は、免疫の強くしてくれる食事だと、私はそう強く信じています。
やっぱりね、ローマは一日にしてならず、と同じく、健康な身体も毎日の積み重ねによるものが大きいと思います。

 

ちゃー坊が食べるようになった今、配膳係のわたしはちゃー坊とつーがこれからも健やかで幸せであれるよう、命が喜ぶご飯づくりを楽しみたいと思います。

 

 

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お休みしましょう!

この週末は息抜きに、地中海の町、カシュへ。

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結論からいいます。
みなさん、お休みした方がいいです。
特に、毎日をいっぱいいっぱいで生きている方。

 

ちゃー坊の介護が始まってから、私はいつも全力投球で、ほとんどの場合それが行き過ぎて、やがて崩壊。
その都度友だちから、「お休みした方がいいですよ」と言われ続けたものの、とてもとても家を留守にすることなんてできないし、どこかへ行ったとしても、離れているちゃー坊のことが気になって楽しむことなんてできない、そう思っていました。

 

もちろん、すごく状態が悪いときはそうかもしれません。
でも、ちょっと落ち着いたときに、いつもの日常から離れて、一人でのんびりと過ごすことは、とても大切なことだと、今回つくづく感じました。

 

『休む』という字は、人が木に寄りかかっている様を表しています。
その様子を想像したとき、2012年の秋に訪れた極東ロシアのタイガで生活をするウデへ人の猟師さんたちが言っていたことを思い出します。

 

猟で何時間も野山を歩き疲れると、僕らは木に寄りかかって休息する。
何故木なのか。それはタイガの森の木からエネルギーをいただいているからなのさ。

 

 

そして、命名字解というブログによると、
『木』は不動のものでありながら鋭気を蓄え成長し続けるものであり、人が動きを止めて『木』のように鋭気を蓄えることが『休』の字義である。

 

なるほど!

 

自分が病気だったり、介護する立場だったりすると、旅行に行ったり、楽しんだりすることを『不謹慎』みたいに言われることが多いじゃないですか。
でも、闘病や介護が長期になればなるほど、そういう時間を作って休息して、元気を蓄えるって大事だと思います。


私も頑にならず、もっと早くに思いきって息抜きをすればよかった、、、って思います。
やっぱり、普段と違う環境で考えることって、普段の環境と同じように考えても違う風に見えてくると思うんです。
普段の生活から解放される分、余裕が出てくるというか。
そういう目線で見えて来ることって、大事だと思うんですよね。
一生懸命になるとどうしても距離が近すぎて、本来見えるものも見えなくなってしまっていることが多いので。

介護したいから介護しているんであって、休息なんて必要ない!って言われたらそれまでなんですけど。

 

人の場合はそういうサービスもありますが、動物はどうなんでしょう。
信頼してお任せできる仲間とか、助け合いながら休息できるネットワークみたいなものがあればいいですね。

 

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チイをおもう日

3年前の8月21日、明け方。
私が二番目に保護した猫、チイが空へ還って行った日。

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チイが亡くなって3年が経ったけれど、チイのことを思わない日はない。
むしろ、元気だった頃のときより、ずっとずっと頻繁にチイのことを思う。


小さな身体。
細い手足。
青になったり緑になったりする美しい目。
ヒャヒャヒャと小さく笑うような鳴き声。
少し湿ったようなヒンヤリした被毛。

 

目で、耳で、手の感触で。
私の五感はぜんぶでチイのことをいつでもはっきりと思い出せる。

 

チイを保護してすぐに動物病院へ連れて行って、避妊手術をお願いした。
当時うちには犬とチイより1年前に保護したミイがいて、おまけにうちは母子家庭。
これ以上動物は飼う自信がなかった。
避妊したチイを保護した場所にリリースするか、新しい飼い主さんを見つけるか、考えるので1週間時間をもらった。

 

そして1週間後。

 

チイは我が家の子になった。

 

避妊手術が終わってチイに会いに行ったとき、とても不安そうな顔で私たちを見ていたのがとても印象的だった。
チイはすごく人に慣れている子だった。
きっと理由があってあの場所に置き去りにされたんだろうなぁと思うと、もとの場所に戻せなかった。
猫の多頭飼いも、犬と猫の多頭飼いも初めてだけれど、まあどうにかなるか、、、と家に連れて帰ることにした。

 

しばらくケージ飼いをしたものの、鳴いたり不満そうな行動をすることは、一度もなかった。いつも大人しくちょこんと座り、「チイ」と呼べば必ず返事をした。
穏やかで大らかな性格だったからかすぐにうちの環境にもなれ、それから数ヶ月後にはうちに迷い込んできたちゃー坊を、最初はものすごく拒絶したものの、一度受け入れたら実の子のように可愛がった。

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日本にいる間は、病気らしい病気は全くせず、問題も起こさず、本当に手のかからない子だった。

 

そんなチイが、イスタンブールに来て間もなく病気になった。
小さな身体がみるみる間に更に小さくなって行った。
最後も本当に潔かった。
自ら食べることを止め、私が仮眠をとったほんの1時間くらいの間に逝ってしまった。
当時を振り返ると、今の私ならもっと何かチイのために出来たと思うけれど、あの頃の私はトルコ語もほとんど分からず、生活も思うように行かず、自分のことでいっぱいいっぱいだった。

 

申し訳なかったなぁと。
でも、それ以上にチイからは沢山のことを教えてもらった。


控えめで、華奢な身体で一見大人しそうだったけど、でも本当はとっても遊び好きで誰よりも強くって、そして誰よりも愛情深かったね。
保護した仔猫の面倒もよく見てくれていたね。
人間が弱っているとき、いつも側にきて、寄り添って、じっと見守ってくれていたね。
みんなチイのことが大好きだったし、今も変わらず大好きだよ。

 

チイが愛情いっぱいで育ててくれたチャー坊は今口が痛くってちょっと大変だけど、私がしっかりサポートしているので安心してね。

大好きな大好きなチイ。
出逢えたこと、そして11年と2ヶ月ともに暮らせたことは、私の大切な宝物です。
ありがとう。
また会おうね。 

Love you and miss you, Chie...

  

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