ねことわたしと

猫との暮らしあれこれ。

よいお年を

今年ものこすところ一日。
早いもので2017年も間もなく終わろうとしています。

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                    昨年の今頃。I miss you Mie chan!


昨年の今頃は、2年ぶりにアメリカへ。
クリスマスをオレゴンに住む学生時代からのホストファミリーとともに過ごし、その後サンフランシスコでクリスマス休暇を過ごしていた友だちを訪ねていました。

 

あれから一年。

 

諸行無常といいますが、この一年も変化の大きな一年でした。
中でも、14年余りともに暮らしたミイちゃんが空に還ったこと、ちゃー坊が難治性口内炎を乗り越え再生したことが私の中では一番大きな出来事でした。

 

ミイちゃんの一生を振り返ると、本当に手のかからない子だったなぁとつくづく思います。
問題行動といえばイスタンブールに来てから一時期夜鳴きが酷くなったことくらい。
温和で平和な性格ゆえ、他の猫と揉めたことも全くと言って良いほどありませんでした。
最期も潔く、「じゃあ、またね!」と明るく空に還って行きました。

 

しばらくはぽっかり心に穴が空いて、ミイちゃんを思い出しては涙の毎日でしたが、今思うとちゃー坊は私以上に混乱していたかもしれません。
なにせ私の家にやってきた生後3ヶ月から何があってもずーっと一緒だったミイちゃんが姿を消してしまった訳ですから。

待っても待っても帰って来ない。
そんな不安が落胆に変わり、それが病気悪化の大きな要因だったと私は思っています。

 

けれど14歳という年齢でそれを乗り越えたちゃー坊。
心臓に問題があり、「この子は余り長生きできないかも」とおよそ10年前に言われたちゃー坊ですが、問題があってもそれを乗り越える『生きる力』は相当強いのかもしれません。

 

けれど、生まれ持った素質もですが、ちゃー坊がこの病気を乗り越えられたのは、多くの友だちが親身になって私たちを支えてくれたことが大きかったと強く思っています。
セカンドオピニオンを伺う先生やホメオパシーの働きを助ける治療法やサプリを紹介してくださったり、日本から食べられそうなものを持って来てくださったり、私たちを常に励ましてくれたり。
支えてくださった皆さん、ちゃー坊に想いを馳せてくださった皆さん、心より感謝いたします。
ありがとうございました。

 

ちゃー坊は今、チイちゃんやミイちゃんがいなくなった不安や、辛かったであろう闘病のことなどすっかり忘れて、美味しいご飯をもりもり食べて、大好きな場所で昼寝をして、お天気の良い日は陽の光を浴びながらグルーミングをし、時々外の風景を眺め、遊び、何に対しても執着を持たない、そんな毎日を過ごしています。

 

私もそんなちゃー坊をみて、今さらながら、『今を生きる』大切さを改めて実感した一年でした。
物ごとは常に移り変わるもので、確かなのは『今』という時間だけ、だということ。


一分、一秒、一瞬を、常に大切に幸せに、そして笑顔で過ごせるようでありたいなぁと、そんなことを大掃除と今晩の年越しの準備をしながら思う2017年の年の瀬です。

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ブログ『ねことわたしを』を読んでくださっている皆さま、
このブログを開設して半年余りですが、更新もぼちぼちながら読んでくださり、ありがとうございました。
来る新しい年が皆さまや皆さまの大切な人たち、そして愛してやまない猫さんたちにとって、健康で平和な一年でありますように。

 

よいお年をお迎えくださいませ💗

 

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猫に歯磨きは必要か?

書こう書こうと思いつつ、ついつい日々の忙しさに追われ、気がついたら今日はクリスマスイブ!

 

実はブログを書かないでいた間、日本に一時帰国しー、バルセロナにちょこっと遊びに行きー。
さあ美味しいもの食べるぞ、お寿司、日本酒・焼酎、イベリコ豚、どーんと来い!と張り切っていたのですが、フライトによる疲れ&時差ボケによる寝不足で風邪を引き、未だすっきりしない感じです。

 

いやー、だめですね。
体調が今ひとつのときに、食欲に負けちゃぁ、、、

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                    私にべったべたのつー

 そんな私に関係なく、猫たちお二方は元気です。
また身体がちゃんと機能しているのを表すかのように、寒い冬に備えて食欲も旺盛。
ちゃー坊も、「あれ、(具合悪くなる前より)太った?」と思うほど、もうすっかり以前の体重を超えているものと思われます。

 

ああ、幸せ。

 

さて。
「書きます」と延ばしに延ばした、『猫に歯磨きは必要か』という宿題。

 

結論から言うと、飼い猫さんたちには、歯磨き、必要じゃないかなーと思います。
野生の猫さんたちはもちろん歯磨きなんてしませんが、そもそも野生と飼い猫では、『食』による口内環境の在り方が大きく違います。

 

私が猫たちの食事を生のお肉を中心にしたものにしたとき、そのお手本はサバンナに住む野生動物たちでした。
彼らにとっての食事は、一部の腐食をする種を除き、目の前にある今獲った新鮮な草食動物を丸ごと全部いただく、これが彼らの食事です。
そしてそれは、『狩りが成功したとき、量も食べられるだけ』です。
毎日食べられることや、他の動物に邪魔されることなく、お腹いっぱい食べられることは、厳しい環境下で暮らす彼らにとっては非常に稀なことです。

 

そもそも猫の歯は咀嚼に適していません。
それは単に肉を引き裂き、引き裂いた肉は丸呑みします。そのため、新鮮な生肉を主食とする野生の猫たちの場合、口の中に食物が留まっている時間はそれほど長くありません。
また大きな骨は食べませんが、噛み砕ける骨は食べ(骨髄を摂っているらしい)、また骨についたお肉も歯でガリガリこそぐので、それが歯磨きの代わりとなっているのかもしれません。

 

一方で人と暮らす猫たちのほとんどは、我が家のような手作り食や市販のフードを、一日2回、もしくはそれ以上に食べています。
野生の猫たちに比べ、食物が口の中にある時間が圧倒的に多く、また噛み砕く必要のない手作り食やウェットフードなどは口の中に残りやすいため、それが口腔内のバランスを崩し、口腔内のトラブルの一因となり得ることは、大いにあり得ることだと思います。

 

じゃあ、口の中の滞留時間が短く、時に噛み砕くドライフードなら良いのか。
トルコである獣医さんから、「ドライフードを食べさせれば歯石はつかない」と言われ、そうかもしれないと思いはしますが、ドライフードを食べ続けることによるデメリットの方が歯石の付着以上にあるのではと、私は思います。

 

本当は、「食後にうがい」とか自分でしてくれれば良いのですがねー(笑)
うちでは、歯がないちゃー坊は歯磨きの対象外ですが、つーは時々指にガーゼを巻き付けて、食後に歯の表面を拭っています。
指サック型の歯ブラシも使ってみたんですが、つーの口にはちょっと大きいようで使いづらく、今ひとつ。

 

余談ですが。
猫の狩猟本能というのは、実は飼い猫になってご飯をちゃんと食べれるようになっても、ほとんどの場合、健全だと思います。
それが証拠に、窓辺に鳥が来たり、家の中で虫を見つけたりすると、興味を示したり、追いかけたりしますよね。

 

日本にいたとき、猫たちのご飯のために家でうずらを丸ごと挽いていたのですが、そのときちゃー坊にうずらを一羽見せたら、奪うようにくわえベッドの下に隠れ、他の猫たちが来ると唸りながら食べ始めたことがありました。

また歯がなくなった今でこそやらなくなりましたが、動物の皮毛で作られたおもちゃは、100%皮毛をはいで食べてしまい、いつも歯形のついた中身のプラスチックが寂しく部屋に転がっていました。(毛も皮もタンパク質です)

 

それを見て、マウス一匹丸ごとあげるのが、一番理想的かも、、、と猛禽類やは虫類用に販売されているマウスが頭をちらついたこともありました、、、
もちろん、その状況を想像したらとてもじゃないけどできませんでしたが。

 

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CBDオイル

秋ですねー
早いもので11月も半ば。

 

ちゃー坊が元気になって間もなく3ヶ月。
10月初めに一時的に食べなくなったことがありましたが、その後は全く食欲も落ちず、よく食べ、よく眠り、よく遊んでいます。

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               『お山の大将』なちゃー坊。お気に入りの場所

 

さて、前々回のエントリーでちらっと書いたCBDオイル
時間があいてしまったので、ちょっと『今更』感もありますが、実はこれ、今回の治療の中で一番使ってみたかったサプリです。

 

このCBDオイル。
ご存知の方も多いかと思いますが、これは大麻に含まれるカンナビジオールという成分を含んだオイルで、癌やてんかん、不安障害、パーキンソン病など、多くの分野での研究が進められています。
イスラエルでは自閉症に対する本格的な臨床試験が実施されているそうです。

 

大麻は、日本では戦前は生薬としての用途の他に、様々な目的で広く使われていたのですが、1945年に制定された大麻取締法によって、日本国内での大麻の栽培、販売、譲渡などが一切禁止になりました。
それ以来、大麻=麻薬、アブナイもの、イケナイもの、といったイメージが根強くなってしまい、その安全性や多くの恩恵には中々目が向けられません。
大麻は薬だけでなく、食品にもなり、また繊維からは衣類や紙が作られ、またオガラは燃料にもなる、いわば万能の植物なのです。

 

また一年草で成長が早く土壌を選ばないことから、天然資源の少ない日本には最高の天からの恵みなんですけどね、、、
うーん、ほんとここのところが理解されず、受け容れられず、ほんと残念。

 

最近ではペットにも使われ始めており、私もちゃー坊のことで相談したホリスティック獣医さんからこのCBDオイルについて教えていただきました。
動物用のCBDオイルを扱っている会社のウェブサイトには、これで痛みや胃腸の問題、不安などが改善もしくは治癒したと、多くの症例が載っていますし、私にこれを紹介してくださった先生も、首から上の痛みに効果があるらしい、と教えてくださいました。

 

ただですねー、残念ながらトルコでは市販されておらず。
通販で買えるようですが、通関の際に医師や獣医師の処方箋を求められるようです。
しかしながらトルコでは現在、医療大麻の合法化も進められているようです。
黒海地方のサムスンやカスタモヌ、トルコ第二の都市イズミール、地中海のアンタルヤなど19県で医療目的の大麻の栽培が合法化されるようなので、近い将来、トルコ産のCBDオイルが販売されるかもしれません。

 

我が家にも1本、CBDオイルがありますが、結局今回は使わずに御守りになってしまっています。
あ、ちなみにちゃんと通関検査は受けていますので、ご安心を。

 

大麻について興味のある方は、こちらのリンク先を読んでみてくださいね。
↓↓↓

rising.ooasa.jp

 

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かためちゃん

イスタンブールは、ほんと猫が多い。

 

このブログでも何度か書いているけれど、私が住む地域周辺は動物を大事にする人が多くって、うちの近所は、定住している子、ご飯をもらいに来る子は、ほぼみんな、名前がついてる。
私も同じ地区に4年以上も住んでいるせいか、ここに定住している猫たちとは顔なじみだ。

 

ちゃんと餌やりさんがいるので私を見て走り寄って来る子はいないけれど、それでもそばに寄ると、身体や頭をすりつけて甘える子多数。
カフェに行けば、ちゃっかりひざに座って来る子もいる。
大事にされている子たちはみんな、人懐っこくて、ほんと可愛い。

 

そんな中、1年ほど前から気にかけている子がいる。
私はその子のことを、勝手に『かためちゃん』と呼んでいる。

 

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              お隣の人から鶏肉をもらって多分大満足のかためちゃん。

 

かためちゃんは名前のとおり片目がない。
初めて見たときから片目がなかったので、病気か怪我で片目を失くしてしまったのだろう。
痩せてこそこそしていて、いつも物陰に隠れるように移動していたけれど、ある日久しぶりに間近で見たら、え?かためちゃん?と思うほど、体格の立派なオス猫に成長していた。

 

そんなかためちゃん。
どうやらうちのアパートの一角にある中庭が住処のようで、お天気の良い日はそこでお昼寝している姿をよく見かける。

昼寝をしているかためちゃんを見ると、ちゃんと食べれているのかな?と思って、家の窓から餌を投げたくなる。
でもなぁ、そんなことする人、いないよなぁーと思っていたら、いた。
やっぱり猫を飼っている隣のアパートの人が、かためちゃんにお肉を投げていた。
そうだよね、やっぱりね、同じ猫を飼っている身、気になるよね。

 

小さい頃から人間に媚びることなく、独りでずっと生きているかためちゃん。
家で暮らすうちの猫たちと違い、自由だけど苦労の多い外での生活。
どちらが幸せかなんて永遠に分からないけれど、それでも与えられた環境の中で健気に強く生きているかためちゃんを見ると、何だかすごく感動して元気になる。

 

これからも元気でいておくれ、かためちゃん。

 

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忘備録〜その他、家でやったこと

終始やったことは、マッサージ。

 

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           具合が良くないときは、日向にも行かず、グルーミングもせず。
           なので、私が代わってブラッシングやタオルで拭いてました。

 

口が痛いときは、口の周りをマッサージすると痛みが和らぐことが多く、また身体全体の気の流れを整える意味も兼ねてと、暇さえ在れば身体に触っていました。
マッサージは、以前このブログでも紹介した、『犬・猫に効くツボ・マッサージ』を参考にしました。

 

サプリは、口に直接入れる乳酸菌とか、熊笹とか、プロポリスとかあるのですが、ちゃー坊はホント、口に直接っていうのがすごく難しい子。
口径投与でメタカムあげようとしたときは、私、噛まれて病院行きでしたから。

 

ちゃー坊は人一倍、いえ、猫一倍勘が鋭くって、常にアンテナ張ってます。
『着替える=獣医』という行動パターンをしっかり覚えてしまって、着替えている間にどこかへ隠れてしまって、毎回捜索&身柄確保に苦労しました。
その観察力の鋭さ故、内心『もうパジャマで行っちゃおうかな』って思ったことも(笑)

そんな子ですから、投薬はとても難しい。
出来ないとか、治したかったら言わないでしょう、って言う人もいますが、いや、治したくても出来ないこともあるんです。
しかもちゃー坊は過去に心臓にちょっと異常があったんで、無理矢理あげて逆にそのストレスで心臓に、、、なんて考えたら、やっぱり出来ませんでした。

 

それにね、何日も食べてなくっても、すごい力なんですよ。
歯はなくなりましたが、まだ爪があります。
うちは前足の爪は切っていますが、後ろ足は切りません。
なので、本気で猫キックされると、大けがします。
私にはめちゃくちゃ慣れているスウィートな子ですが、抵抗するときは容赦ないです。

 

前置きが長くなりました。
さて、サプリですが、実はホメオパシーの治療で制限があったため、余り使えていません。
しかもイスタンブールで手に入るサプリはほぼゼロ。
なので、日本に一時帰国した友だちや、トルコに遊びに来る友だちに頼んで持って来てもらいました。

熊笹エキス
・乳酸菌パウダー
・生物ミネラル
波動水

 

あれ、少なっ!
しかも、熊笹エキスは口の周りを拭くときにぬるま湯に数滴たらして使う、乳酸菌パウダーは口径投与ができないのでご飯にふりかけるもしくは混ぜる、生物ミネラルはホメオパス獣医の先生からナトリウムが多いので腎臓に負担がかかる、と言われ与えず、、、
熊笹エキスも乳酸菌パウダーも、間違った使い方です。

 

波動水については、ホメオパシーの治療と平行して使っていたのと、もともと水を余り飲まず、ご飯も思うように食べられなかったこともあって、明確な効果は分かりませんでしたが、ちゃー坊をサポートしてくれたと思っています。

 

すぐに結果が得られないと「効果がない」と思われてしまいがちですが、病気になるときも慢性病の場合は必ずその過程があるように、よくなる場合も同じように過程があるのです。

 

ホメオパシーに関しても、一時的に悪化することで『治っていない、症状が進んでしまっている』と思われがちですが、治癒の過程でそれまでに使った薬など病気の訴えを妨げるものを何らかの方法で体外へと排出しなくてはならないのです。

 

そのために、これまでの症状よりちょっと強い症状で押し出す必要があるのです。
その一時的悪化が治癒に向かっているのか、はたまたそうでないかは、経験のあるホメオパスなら分かるはずです。
もちろん、一時的な悪化を伴わず、もしくはそれがあまりにも短期間だったり軽かったりすると一時的悪化に気付かず、治癒するケースも多々あると思います。

 

ホメオパスでありながらも、今回の経験で、ホメオパシーの治療には治療を受ける側が、『辛抱強くあること』の大切さも教わりました。

 

あとですねー、笑われたり、引かれたりするかもですが、しばらく『般若心教』を書いて唱えていました。
もう正直、神様頼りです。

 

でも実はこれ、結構心が落ち着いたのも事実。
今でも心を落ち着けたいときは、密かに書いたり唱えたりしています。

 

それからもう一つ、すごく使いたかったものがあります。
それは、CBDオイル。
これについては少し長くなるので、また次回。

 

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忘備録〜受けた治療と薬

この病気の症状が現れたのは、2014年8月の終わり。

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                             この写真は2015年4月、激しく口を痛がる仕草をした数日前の写真。

 
3ヶ月で保護したちゃー坊を、まるで我が子のようにお世話してくれたチイが亡くなった直後だったと思います。
その後、口が臭いなー、歯石が結構あるなー、と思っていたものの、特に強い症状は現れ無かったため、そのまま放置してしまいました。

 

けれど2015年4月に初めて、流血するほど口を引っ掻く症状が出て、それから口をくちゃくちゃしたり、時折痛がったりするような様子を頻繁に見るようになりました。

 

そんな頃、狂犬病の予防接種を受けた際に口のことを相談したのですが、歯石を柔らかくするサプリメントと3ヶ月使って、様子を見ましょう、ということに。
しかしサプリを3ヶ月余り使うものの、歯石はがっちりと歯についたまま。

 

それでも食欲が落ちたりすることはなかったのですが、2016年12月に10日ほど旅行に行く予定があったので、そこから本格的な治療を開始。
以下に時系列に並べてみました。

 

2016年12月初旬 歯石除去、その後クロルヘキシジングルコン酸塩入りのサプリを使用
2017年1月   再び口を痛がる
2017年2月初旬   左右両方の奥歯を全て抜歯、その後3日間抗生物質投与(注射)
2017年3月初旬    再び口を痛がる。
2017年3月下旬    ステロイドを注射
2017年4月中旬    再び口を痛がる。この頃から食べられない日が増える。
2017年5月1日/2日  2日連続で鎮痛剤2種類(トラマソルとメタカム)を注射。食欲改善。
2017年5月3日   全身麻酔で口腔内を検査*
2017年5月10日   犬歯を含む前歯を全部抜歯、夜ホメオパシーのセッション
2017年5月14日   痛みから食べられなくなり、この日から5日間トラマソルを注射
2017年5月18日   ホメオパシーの治療を開始

5月18日に最後のトラマソルを注射してからは、鎮痛剤、抗生物質ステロイドは一切使わず、ホメオパシーのレメディのみ。

*5月3日に全身麻酔をかけて口腔内を検査したのですが、そのときそれまでとは違って麻酔後の立ち上がりがとても悪かったのです。後で聞いたら、途中で麻酔が切れて麻酔を追加したとのこと。その翌日に再び麻酔をかけて全部抜歯する、と言われたのですが、その立ち上がりの悪さから、間を空けることに。
けれど、口径投与のメタカムが全く効かず、体力が落ちて選択肢が少なくなる前にと、1週間後に抜歯に踏み切りました。

 

しかしねー、14歳の猫にこんなに短期間に全身麻酔4回とか、、、
身体には相当な負担だったはず、、、
今振り返ると、ホントよくやったなぁ、、、と思います。
ホメオパシーのセッションも抜歯当日の夜にありましたが、すぐにレメディに反応しなかったら、、、という不安もあり、最後の最後まで悩みました。
もしペインコントールの選択肢がもっとあったら、抜歯はしなかったかもしれません。 

 

けれど、色々なケースを想定して、考えに考えて出した選択です。
長期にわたる投薬でも内臓にはかなりの負担がかかりますから、そう考えると抜歯という選択は結果的には良かったのかもしれません。

 

最後は使ったサプリや、家でやってみたことなどについて。

 

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忘備録〜食べたもの

ちゃー坊の口の状態が良くなって、2ヶ月が経とうとしています。

 

8月18日のレメディ投与をきっかけにみるみる良くなって、今月初めに一度小さくバランスを崩したものの、今ではそれもすっかり回復して、食いしん坊大将のつーよりも食べる食べる。

 

良くなってからもしばらくは、何かをきっかけにまた悪くなるんじゃないか、というトラウマみたいなものもあったのですが、今起きていないことを思い悩むことはすっぱりと止めました。
バランスが健康な状態に戻ったのなら、今後はその変化を見逃さないこと。
そしてすぐに対処すること。

 

また普段生活する上でのストレスコントロールや食べものも大切。
前回紹介した『鈴』から受けたであろうストレスからも、ちゃー坊の目下の弱点は消化器と粘膜。
口内炎の症状が出始めてから便秘をするようになったので、毒素は体内に溜めないよう、『食べたら出す』食事を心がけています。

 

うちのケースが参考になるかどうかは分かりませんが、忘れないうちに自分への忘備録を兼ねて、5月から8月までの

 1.食べたものと大体の量
 2.受けた治療と使った薬
 3.その他

を残しておきたいと思います。

 

まずは食べたもの編。

 

 5月: 鱸、茹でたサーモン、鶏むね肉、鶏もも肉のグリル、七面鳥スクランブルエッグ、ドライフード、ウェットフード

 6月: 鶏むね肉800g、鶏ハツとレバー50g、鯖160g、卵黄70g、ドライフード、ウェットフード

 7月: 鶏むね肉550g、鶏もも肉30g、七面鳥300g、鱸900g、鯛200g、鯖300g、まぐろ60g、鰹380g、カサゴ50g、卵黄40g、ウェットフード

 8月: 鶏むね肉250g、鶏もも肉90g、鶏内臓肉20g、七面鳥600g、まぐろ520g、鰹270g、卵黄100g、スクラングルエッグ30g、かぼちゃ、きゅうり、厚岸草、チアシード、鶏スープ、ギー、乾燥納豆、ドライフード、ウェットフード

 

基本肉類、魚類、卵黄は全て生。
ただし食いつきが悪い場合は、さっと茹でたり焼いたりしています。
ドライフードはアカナ、ウェットフードはアニモンダ、ロイヤルカナン。最近はめっちゃ食いつきの良い、シシアというメーカーのものも時々あげていますが、手作り食の食材の量が増えれば増えるほど、ドライフードやウェットフードの量は減っています。

 

書き出したものを見て分かるかと思うんですが、食べられるものも増えてきていますよね。
これ、私的には、とっても重要なんです。
というのも、健康な子って何でも食べるんです。
ちゃー坊の場合も、これまでにも具合が悪くなると偏食の傾向がとても強くなる。
今回はまさにちゃー坊の偏食度は最高に偏ったとこまで行ったように思います。


人間もそうですけど、色々と食べられる個体の方が強いように思うんです。
食べ物に限らず、拒絶するものが少ない=気にしない=受けるストレスも少ない。
動物も然り、じゃないでしょうか。

 

食べたなかった日も結構ありました。
5月から7月は平均して7日、8月は9日もありました。
しかもですね、前にも書きましたが、8月は何も食べない&飲まないが連続して4日を2回していますから。
全く食べない日は、毎日皮下輸液をしていました。

 

そしてそんなとき、私はというとオロオロしっぱなしでした。
色々と初めの経験が多いってこともありましたが、そうなるのは当然なことだと思います。
食べることは生きること、ですから。

 

次回は『受けた治療と使った薬』について書きます。

 

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