鈴が原因?
ちゃー坊のその後。
後脚の筋肉のために作った『猫キックまくら』
ホメオパシーのセッション後、レメディを投与したもののなかなか良くならず。
なので指示通り再び投与するものの、食欲は少し改善したんですが、食べたものはしばらくすると吐いてしまうか、無事胃を通過しても消化不良の状態で出て来てしまう始末。
菜っ葉類を欲しがるので、恐らく胸焼けのような症状もあったのかもしれません。
ただ、食欲と下痢と嘔吐以外はとっても機嫌が良いのです。
これはホメオパシーのレメディが正しい方向へ導いている場合によく起きることでもあるので一時的な悪化だと思うのですが、それにしても少し長い。
うーん、一体何が悪いのか。
旅行から帰ってから、何か環境に変化はあったか。
うーん、うーんと考えてみたところ、「もしかして、鈴?」
うちのもう一匹の猫、つーはかなりのいたずらで、所在を確認する意味で旅先から鈴付きの首輪を買って来て着けたのです。
それくらいしか思いつかずつーの首から首輪を外してみたところ、急激に状態が改善し始めました。
考えてみたら、約14年前にちゃー坊を拾ってから、首輪はもちろんのこと鈴も猫たちに着けることがなかったので、ちゃー坊にとっては家の中でしょっちゅう鈴の音が聞こえるということは初めてのこと。
猫の耳が良いということは知っていたんですが、改めて猫の聴覚について調べてみたところ、可聴域は、人間の20〜20,000Hz、犬の40〜65,000Hzに対し、猫のそれは25〜75,000Hz。特に高音域に対する感度がとても優れています。
鈴の音は大概高い音ですし、人間の私によく聞こえる音は、猫の耳にはそれより数倍の音として聞こえているはず。
うーん、これが体調を崩す引き金になったのかもしれないなぁ、と深く反省。
ごめんね、ちゃー坊。
また、耳の良い猫にとって鈴はストレスだ、という説からは、こんな迷信?都市伝説?もあるようです。
読んでみると、あながち間違いではないような気が。
というか、うちの場合はまさにこれ!
しかも今回の症状は消化器だったし。
ただし、『鈴の音は猫にストレスだ』という一方で、脱走したときに鈴のお陰で「猫の居場所を特定できた」というメリットもあるようですし、全く気にしない子も多いようですので、この説が全ての猫に当てはまるわけではないようです。
うちの場合も、着けていた当のつーはほとんど気にする様子はなし。
若かったり、環境に柔軟性のある性格の子にはそれほど負担にならないようですが、ちゃー坊のように、高齢だったり、神経質なところがある子には配慮が必要だということでしょうね。
チリチリと鈴の音を鳴らしながら走り寄ってくる姿は可愛いんですけどね。
人の都合で考えてはいけないことも多々あると、再認識いたしました。
鈴がなくなった今は、元気にもりもりご飯を食べ、最近ではつーと追いかけっこ?(追いかけられてる?)のようなことをしているのも見かけます。
前より少し若返ったかも?
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