ねことわたしと

猫との暮らしあれこれ。

トルコから日本へ《中編》

【これまでの経過はこちら↓】
 トルコから日本へ《前編》

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日本に入国できる条件が整ったら、次は届出書の提出です。

 

この届出書は、日本に到着する40日前までに提出しなくてはなりませんが、到着日の変更は前日まで何度でも可能です。
私も帰国を決心したものの、それがいつになるかはっきりしていませんでした。でも節分を過ぎたらいつでも出発できるようにしようと、その日から逆算して届出書を提出し、その後、日本行きのチケットを手配したときに、到着日の変更を行いました。

 

輸入の届出書

 

この届出書を提出した後問題がなければ、『届出受理書』が発行されます。
この後はトルコ政府が発行する証明書を準備しなくてはならないのですが、どんなに早くても日本に入国するための動物検疫は10日前からでないと受けれないため、その後の書類の準備を始めたのは2月に入ってから。

 

というか、当初予定していた出発の10日ほど前に、日本の動物検疫所から「そろそろ出発ですが、証明書等の準備はいかがですか?」といったリマインダーが来ました。
さすがー、日本!

 

日本を出国する際、動物の検疫は空港内にある動物検疫所で受けたのですが、トルコの場合その施設が空港内にありません。
そのため、外部にある検疫施設で出発前に検疫を受けなくてはならないのですが、情報が人によってまちまち。
すんなり行ったよという人もいれば、めっちゃ大変だったっていう人もいて。
まあこれってトルコじゃ当たり前のことなんですが、どちらの人にあたるかは50/50。
すんなりいく人にあたることを想定して準備を進めると、めっちゃ厳しい人にあたったら大変なので、こういうときは常に『最悪』のパターンを想定して準備するのが、私流。

 

で、私がしたことは、私が猫を連れて行く動物検疫所に日本に入国する際の必要書類を持参して確認をすること。

 

ここで一つ注意が必要。
これはおよそ5年間のトルコ生活で私が学んだことなんですが、

 

『お役人には決して逆らうべからず』


というのもですね、トルコ人ってかなーりの割合で感情豊かでプライドが高い。
なので、例え相手が間違ったことを言っていたとしても、それをストレートに「間違っている」とか、「日本の動物検疫所がそう言ってる」とか相手を否定するようなことを言うと、話しがかえってややこしくなって、最悪な場合には『感情的』になりすぎるがあまり、出直さなくってはいけなくなったり、なんてこともアリですから。

 

ええーっ!って焦りますよね。
でも逆に言うと、こちらが相手を素直に受け容れる姿勢でいると、めっちゃ親切だったりする。
すごく人間的なんですよ、トルコ人って。

 

話しが横道に逸れちゃいましたが、私に応対してくれた動物検疫所の人たちは誰もがとても親切でした。
ホッ❤️

 

「大丈夫!この書類は使えるわよ。私たちこれまでに沢山の犬や猫を日本に送っているから。この書類に記入されている情報を参考にこちらのフォーマットに情報を入力するから、書類といっしょに猫を連れていらっしゃい。あらでもあなたの家の近くにも動物検疫所があるみたいだから、いずれか近い方で受けてね!」と。

 

実はですね、『この書類に記入されている情報を参考にこちらのフォーマットに情報を入力するから』というところに引っかかって「日本の検疫所が指定している書類はいただけないんですか?」と聞いたところ、「大丈夫、大丈夫!私たち今まで問題なく日本に沢山犬や猫を送っているから!」と答えになっていないまま、???を抱えつつ検疫所を後にしました。

 

後編へ続きます。

 

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