ねことわたしと

猫との暮らしあれこれ。

Hairballs

なーんて、英語で書いてみましたが、
今日は毛玉のお話しを。

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ちゃー坊はちょっと歳をとってから割と吐きっぽくなっていて、
ここ1年くらい、週に2〜3回吐いていたんですね。

 

吐瀉物は時に人の小指くらいの毛玉だったりすることもあるんですが、
そんな大きなものを吐くのは年に数回で、
大概は毛が混じった液状のものを吐く、って感じだったんです。

 

ちょっと回数が多いな、、、って気になることもあったんですが、
獣医さんに連れて行った際に診てもらっても悪い所はないし、
ちゃー坊も吐いた後はケロッとしていたんですね。

 

猫って「よく吐く」って言われているじゃないですか。
だからまあそんなものかと自分に言い聞かせていたんですが、
日本に帰ってきてから吐く頻度がぐぐっと増加して、
8月の終わりには『毎日』しかも『一日に数回』吐くこともあり、
おまけに食欲もダウンして、すごく心配になりました。

 

若く見えても、ちゃー坊も15歳。
血液検査をするとBUNやクレアチニンが高めで、
『腎臓病の初期』と言われるものの、
手作り食を食べているせいかちゃー坊は若い頃からこの数値が高め。

 

なのでこれまでは余り気にしていなかったんですが、
今回は「いや、思っているより悪いのかも」なんて思っちゃって、
オシッコを持って獣医さんへ相談に行ってきました。

 

なぜ、オシッコ?

 

ご存知かと思いますが、
腎臓は血液中の老廃物を濾過し、不要なもの尿にして体外に出す働きをしています。
猫はもともと余り水を飲まない生き物なため、尿も少なめ。
その為、老廃物がぎゅぎゅっと濃縮された濃いオシッコをします。

 

けれど腎臓の機能が衰え始めると、血液中の老廃物を濾過しきれないため、老廃物が体内に残ります。
そのため、体内に残った老廃物を体外に尿として排出するため、これまでより沢山の水を飲まなくてはなりません。
でも、尿に含まれる老廃物の量は腎機能の衰えによって以前より少なくなるため、尿の色も薄く、臭いも以前より臭わなくなり、また尿比重も軽くなります。

 

腎不全の診断の指標は獣医さんによって違うかもしれませんが、
うちがお世話になっている獣医さんは多飲・多尿や全身の状態に加え、


BUN・クレアチニン・尿比重

 

の3つの検査結果で腎不全か否かを判断します。

 

この時点でのちゃー坊のBUNは21、クレアチニンは2.4。
で、尿比重の結果は『1.021』で、獣医さんによると異常なし。

頻繁な嘔吐は腎不全からかも?って思っていたけれど、
数値からはそれは考えられないので、他に原因があるだろうということで浮上したのが、

 

毛玉。

 

ちゃー坊は半長毛でダブルコート。
換毛期ということもあって吐くのは毛玉のせいじゃないかというのが獣医さんの見解。
毛玉も若い頃は下から排泄できていたんでしょうが、
加齢とともに便秘がちになり、排泄しきれない毛を上から出そうとしているのではないかと。

 

なのでまず、下から飲み込んだ毛を排泄できるようにしてみましょう、
ということで、ドライフードを勧められました。
それがこれ。

ロイヤルカナン 療法食 消化器サポート可溶性繊維 ドライ 猫用 2kg

ロイヤルカナン 療法食 消化器サポート可溶性繊維 ドライ 猫用 2kg

 

ドライフードは余り食べさせたくないのですが、
排便がスムーズに行くのなら、と言う気持ちでしばらく試すことにしました。

 

結果として、これをいつものフードに1/3ほど混ぜるようになってからというもの、
超立派なウン◯を楽に出来るようになりました。
加えてブラッシングもこれまでより頻繁にするように心がけたので、
全く吐かなくなりました。 

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                               上が一回のブラッシングで抜けた毛、下が一日で抜けた毛。


てか、ちゃー坊、こんなに毛が抜けてるんだ、と改めてびっくり。
今はこれほど抜けていませんが、それでもこの1/3くらいはまだ抜けてます。

 

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