かためちゃん
イスタンブールは、ほんと猫が多い。
このブログでも何度か書いているけれど、私が住む地域周辺は動物を大事にする人が多くって、うちの近所は、定住している子、ご飯をもらいに来る子は、ほぼみんな、名前がついてる。
私も同じ地区に4年以上も住んでいるせいか、ここに定住している猫たちとは顔なじみだ。
ちゃんと餌やりさんがいるので私を見て走り寄って来る子はいないけれど、それでもそばに寄ると、身体や頭をすりつけて甘える子多数。
カフェに行けば、ちゃっかりひざに座って来る子もいる。
大事にされている子たちはみんな、人懐っこくて、ほんと可愛い。
そんな中、1年ほど前から気にかけている子がいる。
私はその子のことを、勝手に『かためちゃん』と呼んでいる。
お隣の人から鶏肉をもらって多分大満足のかためちゃん。
かためちゃんは名前のとおり片目がない。
初めて見たときから片目がなかったので、病気か怪我で片目を失くしてしまったのだろう。
痩せてこそこそしていて、いつも物陰に隠れるように移動していたけれど、ある日久しぶりに間近で見たら、え?かためちゃん?と思うほど、体格の立派なオス猫に成長していた。
そんなかためちゃん。
どうやらうちのアパートの一角にある中庭が住処のようで、お天気の良い日はそこでお昼寝している姿をよく見かける。
昼寝をしているかためちゃんを見ると、ちゃんと食べれているのかな?と思って、家の窓から餌を投げたくなる。
でもなぁ、そんなことする人、いないよなぁーと思っていたら、いた。
やっぱり猫を飼っている隣のアパートの人が、かためちゃんにお肉を投げていた。
そうだよね、やっぱりね、同じ猫を飼っている身、気になるよね。
小さい頃から人間に媚びることなく、独りでずっと生きているかためちゃん。
家で暮らすうちの猫たちと違い、自由だけど苦労の多い外での生活。
どちらが幸せかなんて永遠に分からないけれど、それでも与えられた環境の中で健気に強く生きているかためちゃんを見ると、何だかすごく感動して元気になる。
これからも元気でいておくれ、かためちゃん。
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忘備録〜その他、家でやったこと
終始やったことは、マッサージ。
具合が良くないときは、日向にも行かず、グルーミングもせず。
なので、私が代わってブラッシングやタオルで拭いてました。
口が痛いときは、口の周りをマッサージすると痛みが和らぐことが多く、また身体全体の気の流れを整える意味も兼ねてと、暇さえ在れば身体に触っていました。
マッサージは、以前このブログでも紹介した、『犬・猫に効くツボ・マッサージ』を参考にしました。
サプリは、口に直接入れる乳酸菌とか、熊笹とか、プロポリスとかあるのですが、ちゃー坊はホント、口に直接っていうのがすごく難しい子。
口径投与でメタカムあげようとしたときは、私、噛まれて病院行きでしたから。
ちゃー坊は人一倍、いえ、猫一倍勘が鋭くって、常にアンテナ張ってます。
『着替える=獣医』という行動パターンをしっかり覚えてしまって、着替えている間にどこかへ隠れてしまって、毎回捜索&身柄確保に苦労しました。
その観察力の鋭さ故、内心『もうパジャマで行っちゃおうかな』って思ったことも(笑)
そんな子ですから、投薬はとても難しい。
出来ないとか、治したかったら言わないでしょう、って言う人もいますが、いや、治したくても出来ないこともあるんです。
しかもちゃー坊は過去に心臓にちょっと異常があったんで、無理矢理あげて逆にそのストレスで心臓に、、、なんて考えたら、やっぱり出来ませんでした。
それにね、何日も食べてなくっても、すごい力なんですよ。
歯はなくなりましたが、まだ爪があります。
うちは前足の爪は切っていますが、後ろ足は切りません。
なので、本気で猫キックされると、大けがします。
私にはめちゃくちゃ慣れているスウィートな子ですが、抵抗するときは容赦ないです。
前置きが長くなりました。
さて、サプリですが、実はホメオパシーの治療で制限があったため、余り使えていません。
しかもイスタンブールで手に入るサプリはほぼゼロ。
なので、日本に一時帰国した友だちや、トルコに遊びに来る友だちに頼んで持って来てもらいました。
あれ、少なっ!
しかも、熊笹エキスは口の周りを拭くときにぬるま湯に数滴たらして使う、乳酸菌パウダーは口径投与ができないのでご飯にふりかけるもしくは混ぜる、生物ミネラルはホメオパス獣医の先生からナトリウムが多いので腎臓に負担がかかる、と言われ与えず、、、
熊笹エキスも乳酸菌パウダーも、間違った使い方です。
波動水については、ホメオパシーの治療と平行して使っていたのと、もともと水を余り飲まず、ご飯も思うように食べられなかったこともあって、明確な効果は分かりませんでしたが、ちゃー坊をサポートしてくれたと思っています。
すぐに結果が得られないと「効果がない」と思われてしまいがちですが、病気になるときも慢性病の場合は必ずその過程があるように、よくなる場合も同じように過程があるのです。
ホメオパシーに関しても、一時的に悪化することで『治っていない、症状が進んでしまっている』と思われがちですが、治癒の過程でそれまでに使った薬など病気の訴えを妨げるものを何らかの方法で体外へと排出しなくてはならないのです。
そのために、これまでの症状よりちょっと強い症状で押し出す必要があるのです。
その一時的悪化が治癒に向かっているのか、はたまたそうでないかは、経験のあるホメオパスなら分かるはずです。
もちろん、一時的な悪化を伴わず、もしくはそれがあまりにも短期間だったり軽かったりすると一時的悪化に気付かず、治癒するケースも多々あると思います。
ホメオパスでありながらも、今回の経験で、ホメオパシーの治療には治療を受ける側が、『辛抱強くあること』の大切さも教わりました。
あとですねー、笑われたり、引かれたりするかもですが、しばらく『般若心教』を書いて唱えていました。
もう正直、神様頼りです。
でも実はこれ、結構心が落ち着いたのも事実。
今でも心を落ち着けたいときは、密かに書いたり唱えたりしています。
それからもう一つ、すごく使いたかったものがあります。
それは、CBDオイル。
これについては少し長くなるので、また次回。
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忘備録〜受けた治療と薬
この病気の症状が現れたのは、2014年8月の終わり。
この写真は2015年4月、激しく口を痛がる仕草をした数日前の写真。
3ヶ月で保護したちゃー坊を、まるで我が子のようにお世話してくれたチイが亡くなった直後だったと思います。
その後、口が臭いなー、歯石が結構あるなー、と思っていたものの、特に強い症状は現れ無かったため、そのまま放置してしまいました。
けれど2015年4月に初めて、流血するほど口を引っ掻く症状が出て、それから口をくちゃくちゃしたり、時折痛がったりするような様子を頻繁に見るようになりました。
そんな頃、狂犬病の予防接種を受けた際に口のことを相談したのですが、歯石を柔らかくするサプリメントと3ヶ月使って、様子を見ましょう、ということに。
しかしサプリを3ヶ月余り使うものの、歯石はがっちりと歯についたまま。
それでも食欲が落ちたりすることはなかったのですが、2016年12月に10日ほど旅行に行く予定があったので、そこから本格的な治療を開始。
以下に時系列に並べてみました。
2016年12月初旬 歯石除去、その後クロルヘキシジングルコン酸塩入りのサプリを使用
2017年1月 再び口を痛がる
2017年2月初旬 左右両方の奥歯を全て抜歯、その後3日間抗生物質投与(注射)
2017年3月初旬 再び口を痛がる。
2017年3月下旬 ステロイドを注射
2017年4月中旬 再び口を痛がる。この頃から食べられない日が増える。
2017年5月1日/2日 2日連続で鎮痛剤2種類(トラマソルとメタカム)を注射。食欲改善。
2017年5月3日 全身麻酔で口腔内を検査*
2017年5月10日 犬歯を含む前歯を全部抜歯、夜ホメオパシーのセッション
2017年5月14日 痛みから食べられなくなり、この日から5日間トラマソルを注射
2017年5月18日 ホメオパシーの治療を開始
5月18日に最後のトラマソルを注射してからは、鎮痛剤、抗生物質、ステロイドは一切使わず、ホメオパシーのレメディのみ。
*5月3日に全身麻酔をかけて口腔内を検査したのですが、そのときそれまでとは違って麻酔後の立ち上がりがとても悪かったのです。後で聞いたら、途中で麻酔が切れて麻酔を追加したとのこと。その翌日に再び麻酔をかけて全部抜歯する、と言われたのですが、その立ち上がりの悪さから、間を空けることに。
けれど、口径投与のメタカムが全く効かず、体力が落ちて選択肢が少なくなる前にと、1週間後に抜歯に踏み切りました。
しかしねー、14歳の猫にこんなに短期間に全身麻酔4回とか、、、
身体には相当な負担だったはず、、、
今振り返ると、ホントよくやったなぁ、、、と思います。
ホメオパシーのセッションも抜歯当日の夜にありましたが、すぐにレメディに反応しなかったら、、、という不安もあり、最後の最後まで悩みました。
もしペインコントールの選択肢がもっとあったら、抜歯はしなかったかもしれません。
けれど、色々なケースを想定して、考えに考えて出した選択です。
長期にわたる投薬でも内臓にはかなりの負担がかかりますから、そう考えると抜歯という選択は結果的には良かったのかもしれません。
最後は使ったサプリや、家でやってみたことなどについて。
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忘備録〜食べたもの
ちゃー坊の口の状態が良くなって、2ヶ月が経とうとしています。
8月18日のレメディ投与をきっかけにみるみる良くなって、今月初めに一度小さくバランスを崩したものの、今ではそれもすっかり回復して、食いしん坊大将のつーよりも食べる食べる。
良くなってからもしばらくは、何かをきっかけにまた悪くなるんじゃないか、というトラウマみたいなものもあったのですが、今起きていないことを思い悩むことはすっぱりと止めました。
バランスが健康な状態に戻ったのなら、今後はその変化を見逃さないこと。
そしてすぐに対処すること。
また普段生活する上でのストレスコントロールや食べものも大切。
前回紹介した『鈴』から受けたであろうストレスからも、ちゃー坊の目下の弱点は消化器と粘膜。
口内炎の症状が出始めてから便秘をするようになったので、毒素は体内に溜めないよう、『食べたら出す』食事を心がけています。
うちのケースが参考になるかどうかは分かりませんが、忘れないうちに自分への忘備録を兼ねて、5月から8月までの
1.食べたものと大体の量
2.受けた治療と使った薬
3.その他
を残しておきたいと思います。
まずは食べたもの編。
5月: 鱸、茹でたサーモン、鶏むね肉、鶏もも肉のグリル、七面鳥、スクランブルエッグ、ドライフード、ウェットフード
6月: 鶏むね肉800g、鶏ハツとレバー50g、鯖160g、卵黄70g、ドライフード、ウェットフード
7月: 鶏むね肉550g、鶏もも肉30g、七面鳥300g、鱸900g、鯛200g、鯖300g、まぐろ60g、鰹380g、カサゴ50g、卵黄40g、ウェットフード
8月: 鶏むね肉250g、鶏もも肉90g、鶏内臓肉20g、七面鳥600g、まぐろ520g、鰹270g、卵黄100g、スクラングルエッグ30g、かぼちゃ、きゅうり、厚岸草、チアシード、鶏スープ、ギー、乾燥納豆、ドライフード、ウェットフード
基本肉類、魚類、卵黄は全て生。
ただし食いつきが悪い場合は、さっと茹でたり焼いたりしています。
ドライフードはアカナ、ウェットフードはアニモンダ、ロイヤルカナン。最近はめっちゃ食いつきの良い、シシアというメーカーのものも時々あげていますが、手作り食の食材の量が増えれば増えるほど、ドライフードやウェットフードの量は減っています。
書き出したものを見て分かるかと思うんですが、食べられるものも増えてきていますよね。
これ、私的には、とっても重要なんです。
というのも、健康な子って何でも食べるんです。
ちゃー坊の場合も、これまでにも具合が悪くなると偏食の傾向がとても強くなる。
今回はまさにちゃー坊の偏食度は最高に偏ったとこまで行ったように思います。
人間もそうですけど、色々と食べられる個体の方が強いように思うんです。
食べ物に限らず、拒絶するものが少ない=気にしない=受けるストレスも少ない。
動物も然り、じゃないでしょうか。
食べたなかった日も結構ありました。
5月から7月は平均して7日、8月は9日もありました。
しかもですね、前にも書きましたが、8月は何も食べない&飲まないが連続して4日を2回していますから。
全く食べない日は、毎日皮下輸液をしていました。
そしてそんなとき、私はというとオロオロしっぱなしでした。
色々と初めの経験が多いってこともありましたが、そうなるのは当然なことだと思います。
食べることは生きること、ですから。
次回は『受けた治療と使った薬』について書きます。
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鈴が原因?
ちゃー坊のその後。
後脚の筋肉のために作った『猫キックまくら』
ホメオパシーのセッション後、レメディを投与したもののなかなか良くならず。
なので指示通り再び投与するものの、食欲は少し改善したんですが、食べたものはしばらくすると吐いてしまうか、無事胃を通過しても消化不良の状態で出て来てしまう始末。
菜っ葉類を欲しがるので、恐らく胸焼けのような症状もあったのかもしれません。
ただ、食欲と下痢と嘔吐以外はとっても機嫌が良いのです。
これはホメオパシーのレメディが正しい方向へ導いている場合によく起きることでもあるので一時的な悪化だと思うのですが、それにしても少し長い。
うーん、一体何が悪いのか。
旅行から帰ってから、何か環境に変化はあったか。
うーん、うーんと考えてみたところ、「もしかして、鈴?」
うちのもう一匹の猫、つーはかなりのいたずらで、所在を確認する意味で旅先から鈴付きの首輪を買って来て着けたのです。
それくらいしか思いつかずつーの首から首輪を外してみたところ、急激に状態が改善し始めました。
考えてみたら、約14年前にちゃー坊を拾ってから、首輪はもちろんのこと鈴も猫たちに着けることがなかったので、ちゃー坊にとっては家の中でしょっちゅう鈴の音が聞こえるということは初めてのこと。
猫の耳が良いということは知っていたんですが、改めて猫の聴覚について調べてみたところ、可聴域は、人間の20〜20,000Hz、犬の40〜65,000Hzに対し、猫のそれは25〜75,000Hz。特に高音域に対する感度がとても優れています。
鈴の音は大概高い音ですし、人間の私によく聞こえる音は、猫の耳にはそれより数倍の音として聞こえているはず。
うーん、これが体調を崩す引き金になったのかもしれないなぁ、と深く反省。
ごめんね、ちゃー坊。
また、耳の良い猫にとって鈴はストレスだ、という説からは、こんな迷信?都市伝説?もあるようです。
読んでみると、あながち間違いではないような気が。
というか、うちの場合はまさにこれ!
しかも今回の症状は消化器だったし。
ただし、『鈴の音は猫にストレスだ』という一方で、脱走したときに鈴のお陰で「猫の居場所を特定できた」というメリットもあるようですし、全く気にしない子も多いようですので、この説が全ての猫に当てはまるわけではないようです。
うちの場合も、着けていた当のつーはほとんど気にする様子はなし。
若かったり、環境に柔軟性のある性格の子にはそれほど負担にならないようですが、ちゃー坊のように、高齢だったり、神経質なところがある子には配慮が必要だということでしょうね。
チリチリと鈴の音を鳴らしながら走り寄ってくる姿は可愛いんですけどね。
人の都合で考えてはいけないことも多々あると、再認識いたしました。
鈴がなくなった今は、元気にもりもりご飯を食べ、最近ではつーと追いかけっこ?(追いかけられてる?)のようなことをしているのも見かけます。
前より少し若返ったかも?
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順調です!
ちょっとご無沙汰してました。
ちゃー坊が良くなったってことで、久しぶりに旅に出てました。
っていうか、この旅自体は3月から予定していたんですが、一時は「わたし、行けないかも、、、」と弱気になったこともありました。
でもちゃー坊が良くなってくれて、行けましたよ、旅!
実はその前にも1泊2日で近場に息抜きに出かけたんですが、今回は1週間。
元気なときも、私が旅に出る前には『必ず』具合が悪くなるちゃー坊でしたが、今回はそんなこともありませんでした。
ほんと、親孝行な子です。
旅の前も、その後も、ちゃー坊の食欲は相変わらずで、つい最近まではつーよりも好き嫌いなく、何でもよく食べてくれていました。
『いました』というのは、つい数日前、好き嫌いなし、何でも食べるよ!が突然ストップしたのです。
こういうことがあると、焦ります。
完全にトラウマです。
いやいや、、、!
もしかして、飽きたかな、それとも毛玉で胸が焼けているのかな、とか色々考えてみたりするんですが、今日、ホメオパスの先生と話したところ、『バランスが少し崩れ始めているんじゃないか』、ということで、レメディを追加投与することになりました。
自己免疫疾患は、免疫機能のバランスの崩れ、とホメオパスの先生は考えています。
今のような状態なら食べ物の嗜好を変えたりして誤摩化すこともできますが、小さな声でも聞き逃し続けていると、今回のうちの場合のように、どーんと大きな声となって、結果的には猫自身をとても苦しめることになってしまいます。
猫はとても痛みに強い動物だと言います。
痛くて食べられない!なんてことになる前に早め早めに対処して、訴えの声が小さいうちにちゃんと聞いてあげることが何より大事なのです。
しかしね、ちゃー坊。
ホント勘がいいというか。
レメディ投与は1ヶ月半ぶりくらいなのに、ホメオパスの先生と話して立ち上がったら、隠れようとしましたから。
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『猫が教えてくれたこと』
先日ご紹介した、猫をテーマとしたドキュメンタリー映画、"Kedi"。
日本でも、11月より『猫が教えてくれたこと』というタイトルで一般公開されるようですよ♪
全米で1館→130館の大ヒット!『猫が教えてくれたこと』予告編
11月27日より、シネスイッチ銀座、YEBISU GARDEN CINEMA他、全国で順次公開されるそうです。
公式サイトもあっちゃったりして。
↓↓↓
neko-eiga.com
ただ一つだけ言っておきたいのは、これはイスタンブールのごく一部の物語であって、トルコ人の大半が猫好き、というわけではありません。
もちろん、そんなことお分かりの方も多いと思いますが。
実際には、動物を虐待する人も、意図的に毒をまく人もいます。
イスタンブールは細い路地が入り組んでいる町で、路地には沢山の猫が暮らしています。にもかかわらず、そんな猫たちにおかまいなく、猛スピードで車を走らせる輩も沢山いますし、はねてしまったとしても、そういう人のほとんどは、何ごともなかったかのように、その場を立ち去ります。
それでも、私がここで接する人、出逢う人には、この映画に出てくる『猫を愛する人』が多いのも事実ですし、そのような人たちは日本を含む、世界のどの国よりもはるかにずっと多いと感じています。
トルコ人、熱いなー、(距離が)近いなー、と生活しているとそういうところを鬱陶しく思うこともありますが、命に寄り添うパッションやシンパシーが、とても強い人が多いのだと思います。
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