現代医学の限界を感じるとき
先日、ホメオパシーのセッションの前に、ちゃー坊の口の中を見てもらいに獣医さんへ行ってきました。
というのも、食べなくなった途端、ぬるぬるしたヨダレがあまりに大量に出るので、炎症の他に、もしかしたら口の中に異変があるのではないか、と気になったのです。
結果、心配していたようなものはなく、未だ続いている口の中の炎症によるもの、ということでした。
その前日からご飯を食べ始めたものの、それまで4日間食べなかったと報告すると『メタカム』というシロップ状の鎮痛剤を使いましょう、とのこと。
もしそれでもダメなら、注射で痛みを抑えるしかない、今はそこまでしかできない、夏の暑いときには、炎症性の疾患の症状が重くなるので、きっと天候が涼しくなれば治まるはず、と獣医さん。
つまり、今出来る治療は、痛み止めで痛みを抑え、体力を落とさないために食べさせるだけ。後は、炎症を悪化させているであろう天候が和らげば、症状が良くなるかもしれない、ということ、です。
もし涼しくなっても症状が治まらなかったら?とは聞きませんでしたが、そうなった場合は対処療法で対応していくしか方法はなく、恐らく一生何らかの薬を使い続けなくてはならなくなると思います。
もちろんそれを選択することも一つですが、私は自分自身もですが、薬に頼らない方法を選びました。
症状がとても悪くなる度にすごく揺れることもありましたが、これもバイタルフォース(生きる力)が正常に機能しているからのこと。
また不快に感じているであろう炎症も、身体からの訴えを聞いて解決するために、必要なもの。
病いの症状は、痛かったり、痒かったりと、ほとんどの場合不快なものですが、全ての訴え【症状】には根っこ【原因】があり、その根っこにある問題を解決するには、問題の深さにもよりますが、ある程度の時間と忍耐が必要なのです。
この半年間に4回の全身麻酔、鎮痛剤・抗生物質・ステロイドの投与、そして頻繁な通院と、身体にも心にもこれまでにないほどのストレスを受けたちゃー坊。
それを今、自分の力で身体に不必要なものを一つ一つ身体から出して、本来の健康を取り戻そうとしているところ。
口の痛みや不快感から口元を引っ掻く姿はとても痛々しいですが、それでもそれに堪え、一生懸命食べて、乗り越えようとしていると思うと、命の強さを実感し、ただただ感心するばかりです。
主役はちゃー坊。
先生も私もこの病いを治すことはできません。
私たちはただ、そんなちゃー坊を見守り、観察し、先生はちゃー坊の生きる力を後押しするレメディを見つけ、私は新鮮で美味しそう!と食欲をそそるご飯を用意し、身体をマッサージしたり、励ましたりしながらサポートしていくだけ。
そしてそれに加えて何よりも大切なのは、『愛』。
また、ちゃー坊の生きる力を信じ、笑顔で元気をおくること。
一緒に暮らす大切な家族が病気になり、それが難しい病気だったり、思った以上に治療が長引いたりすると、どうしても気持ちも重く、暗くなりがちです。
でもそんなときだからこそ、努めて明るく、笑顔でサポートすることが大切なんだと思います。
そんな中、日本からトルコに遊びに来た友だちにお願いして、こんな本を持って来てもらいました。
決定版 犬・猫に効くツボ・マッサージ 指圧と漢方でみるみる元気になる
- 作者: シェリル・シュワルツ,根本 幸夫
- 出版社/メーカー: 世界文化社
- 発売日: 2011/08/20
- メディア: 単行本
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興味深く、かつ色々と参考になる内容が盛りだくさん。
楽しく読んで、マッサージの参考にさせていただきます。
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